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 私は一昨日の講座で貴重な資料をもらいまして、バイエルとバスティンメソッドの比較と音楽の歴史が優しく書かれたものです。日本ではまだバイエル式の考え方が根強いと思いますし、右手メロディー、左手伴奏といった古典的な楽曲を好む傾向が強いですね。このパターンは、今の新しい日本で出版されたメソッドを作るための原点になったと思います。

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 バイエル(1803~1863)はドイツの作曲家で、その時代に生きていた作曲家がベートーヴェン、ツェルニー、ブルグミュラーなどで、日本が江戸時代の末期ですね。その時代の作品は心地よいハーモニーで聴きやすく、日本の音楽教育の原点になるようなものが中心です。しかし、子供のための教本といっても、楽曲のタイトルがなくて番号で表記されたテクニック重視の練習曲で、音を並べがちでどちらかといえば感情が入らないです。子供が楽しい世界を思い浮かべて演奏するには、強弱を付けて指揮したり、連弾もしくは2台ピアノやキーボードで音を加えてアンサンブルしないと、飽きてくる可能性が高いと思います。また、曲が少々長く最初の入り口はト音記号だけで演奏し、60番くらいから突然ヘ音記号が出てくるので、そこで読譜でつまづきやすいですね。

 バスティンメソッドは現代の新しいメソッドであり、著者のJane Bastien先生や娘さんたちは今でもご健在です。亡き夫のJames Bastien先生も含めて家族で教本、併用曲集、レッスン教具などを作られ、進化し続けて新しいものを生み出しています。楽典やソルフェージュを早期のうちから学び、全12調を弾いて移調が出来るのです!!楽曲が短めでタイトルがついているため、子供らしく感情を入れやすいですね。指番号の上に音符がついている、五線譜なしのプレリーディングから入ります。音符の進行方向読みをし、音の上下や隣合った音と飛んだ音の確認をしやすいのです。

 バスティンメソッドは今から50年ほど前にアメリカで出版され、日本に渡ったのが今から40何年も前になるのです。それを持ち帰ったのが、バスティンメソッドの日本代理店・東音企画の社長さんのお母様なのです!!バスティンは今、世界80か国に進出し、16以上の言語に翻訳されて羽ばたいているのです。お隣の韓国や中国でも出版されていて、最近は中国でもセミナーをやったそうです。

 国際社会に通用する羽ばたくメソッドで、英語版も含めて一緒に総合学習をしてみませんか?中学生以上で英語が苦手なお子様の場合、アメリカから輸入されたバスティンブースターの問題集で、楽典の入り口を学習してみたら、きっと人生が楽しくなると思います。
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2013.09.29 Sun (22:34) l 大切な事 l コメント (0) トラックバック (0) l top
 本日は空気がひんやりとしてきて、秋らしい天候でしたね。そして、さわやかな秋晴れです。

 バスティンメソッド専属研究者の藤原亜津子先生の講座を巣鴨の東音ホールまで受講してきました。いつもお馴染みの「読めて弾けるようにする、音楽が人生の友となるように、自分が自分を教えられるように」といった3大基礎ルールをおっしゃいます。大目標に向かって1つ1つの目的をこなすレッスンの日々となるように、音楽の3要素(リズム、メロディー、ハーモニー)をピアノパーティーAの段階から学習させます。

 美しい手のフォームと動くエアロビ指の土台を作るために、いつも欠かせないのが先生が考案された数々のアイディア教具の使用です。このブログでご紹介されている、巾着袋のひもを通して先っちょに付けるループエンドで作られた、指のトレーニング用の玉ひも、バスティンレッスンや研究会では目玉となる手の運動機能を高めるための、250gのジャンボお手玉での体操、指番号の数字を読んで指を動かす脳トレーニングの指番号つみきなど、数多く紹介してくださいました。こちらの教具は私のブログでは「教具・レッスングッズ」の項目にあり、東音企画のオンラインショップでも販売されてます。

 テクニックの4本柱は、音階、和音、分散(アルペジオ)、スタッカートとなります。広い音域へ移動出来るようになるための指くぐり、ポジションを覚えて掴んでいき、音を短く切る方法としてパン粉をさっと払うかのように軽さや重さをかけて動かす技などを道具を使用して習得すると、演奏しやすくなります。

 音楽表現を目指す4つの心掛けは、強弱フレーズのかけ方、バランス、呼吸、重音の上の音を出す事ですね。ただ音を出すだけでなく、文章や言葉の抑揚を表現する時を思い浮かべて強弱フレーズをかけると、心のこもった印象が出ますね。メロディーライン、和音、ベースの役割を考えてのバランスの取り方、どのタイミングで呼吸するかはアンサンブルでは特に問われます。重音を奏でる時の上のメロディーラインがかすんでしまっては、もったいないものとなってしまいますね・・・

 ピアノ演奏が上手な生徒さんを育てていくための、レッスンのDVDを視聴しました。入りたてのピアノパーティーAの生徒さんたち(年少組くらい)は、音名を学習するためにABCカードを順番に並べて「アルファベットの歌」の替え歌を歌ったりしました。指番号つみきをランダムに並べて数字を読んで、指じゃんけんをして1本ずつ指を動かす練習をしてました。ジャンボお手玉の感触に慣れていくために、何回か握ったりしてました。

 全12調を学習するために、書いて覚えていくのはもちろんの事、亜津子先生が監修された「みんな知ってる!!プレリーディング曲集」では、「いとまき」、「ぶんぶんぶん」、「ひげじいさん」、「ジングルベル」を必修課題として取り上げてます。子供たちが黒鍵を弾きたいと思う気持ちと、自然と楽しみながら移調が身に付くように、5本指ポジションを覚えて楽典的な事をそんなに考えさせない大らかな指導法が亜津子先生流ですね。

 これらの学習は大きくなった時、難しい楽曲を演奏する時の土台となります。楽典ワークブックも平行して学習すると、バンドを組んでセッションした時に音楽を楽しめるようになり、生涯の友となっていくのです。

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2013.09.27 Fri (23:50) l 講座 l コメント (0) トラックバック (0) l top
 導入の生徒さんへのリズムの指導で、ふと感じた事があります。日本式のやり方では4分音符が「たん、たん」、2分音符が「たあーあん、たあーあん」、8分音符が「たたたた」といった数え方が主流ですね。しかし、このやり方でわからないという子も中にはいらしゃるのです。そう感じる子は、実は計算が苦手で頭の回転が遅いタイプでしょう。

 バスティン式のリズム指導においては、日本式の「たん、たん」とはずいぶん違ったやり方なのです。手を叩きながら4分音符は「しぶ、しぶ、しぶ、しぶ」、8分音符においては「はちぶ、はちぶ、はちぶ、はちぶ」2分音符は「にーぶーおんぷ、にーぶーおんぷ」、全音符は「ぜん・おんぷ・のば・そう」といったやり方なのです。これはリズムに乗って言葉を言うのがコツです。

 これを英語に訳すと4分音符は「quarter, quarter」、8分音符は「2-8ths, 2-8ths(2の8、2の8)」、2分音符は「half-note, half-note」、全音符は「hole-note-hold-it」となります。8分音符の「2の8」という言い方は、2つの8分音符がくっついているという理由があって、こう呼ぶのだそうです。2の8はちょっとお口が廻りにくいかと私は思うので、私自身は「はちぶ、はちぶ」でやっています。

 こちらがピアノパーティーAの英語と日本語版の同じページ同士での言葉の比較になります。



 こちらがピアノパーティーBで8分の6拍子(ブランコのリズム)の学習になります。3つの8分音符が出てくるところを「たたた、たたた」といった数え方が主流ですが、これは「さんーはちぶ、さんーはちぶ」といった数え方になります。4分音符と8分音符が一緒に出てくる時は「しーぶーはち、しーぶーはち」、付点4分音符は「ふーてんーしぶ、ふーてんーしぶ」となります。しかし、これらをもっと優しく楽しい言葉に直すと、3つの8分音符は「ゆらり、ゆらり(たかく、たかく)」、4分音符と8分音符のミックスは「ゆーら、ゆーら(もーっと、もーっと)」、付点4分音符は「ひゅー、ひゅー」となりますね。

 英語版では3つの8分音符が「3-ee-8ths, 3-ee-8ths」、4分音符と8分音符のミックスが「quar-ter-8th, quar-ter-8th」、付点4分音符が「quar-ter-dot, quar-ter-dot」となります。

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 語学のお勉強もしくはリズムの新しい学び方となりますが、参考にしてくれたら有難いですね。

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2013.09.26 Thu (00:04) l 大切な事 l コメント (0) トラックバック (0) l top
 先日のバスティンブースターのご紹介もあり、私のレッスンは世間一般で想像しているような、30分レッスンでピアノを弾いておしまいといった内容では、通用しないと思われている方々も多いと思います。実際にレッスン時間は小さなお子様で45分で、大きい生徒さんは1時間となります。何故なら、楽典ワークブックを通して楽譜の奥深いとこを追求し、ピアノを弾きやすい手指を作るための特殊な頭脳トレーニングも実施しているからです。

 バスティンに限らず、アメリカ出身のピアノ教材の楽典ワークブックは、英語の言葉遊びや動物の足の速さなどを基にして楽曲のテンポはどれくらいだろうと想像して、楽しく学習できるものが多いですね。聴音では、大きい音はグランドピアノ、小さな音はオルゴールに○を付けるといった、絵を見て音を思い浮かべるといったものがあります。いくら小さなお子様向けの教材でも、黒鍵のポジションや大人びた不思議なテンションの音色に慣れていくための手段として、♯(シャープ)、♭(フラット)や♮(ナチュラル)などの臨時記号がジャンジャン出てきます。

 このように能動的かつ積極的な考え方の教育方針では、論理的に考えて創造力を豊かにする左脳を刺激する教育ですね。本格的な楽典らしいお勉強としては、移調、音程の度数(同じ音程同士の1度から幅が広くなる)、コードネームや創作の学習などですね。楽曲の挿絵を見て、自分が主役になったつもりで楽曲表現が出来るようになり、ピアノ演奏が上手になるための一つのきっかけとなります。

 左脳を刺激すると、理屈を通して物事を知って解決していく能力が身に付きます。一般科目では、どちらかといえば理数系に強いタイプの人ですね・・・。しかし、私は作曲専攻であっても理数系が苦手で小学校の算数や理科程度のレベルですし、基本的には文系の頭脳です。

 いつもくだらない文章を書いてますが、バスティンを通して英語の学習に興味関心を持っていらっしゃれば一緒にブースターなどの英語教材を通して学習をしていきましょう!!

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2013.09.23 Mon (22:23) l ふと思う事 l コメント (0) トラックバック (0) l top
 朝晩と涼しくて冷え込んできますが、昼間は暑いですね・・・。しかし、2013年も残り少なくなってきました。

 バスティンオンラインショップより、英語の楽典教材を購入しました。今回はバスティンブースターという名前の、音楽の学習項目によって生徒さんの足りない部分を補うためのものです。要領としては、アメリカ人の子供たちが楽しんで音楽の学習が出来るものですが、日本人の生徒さんも楽しんで学習出来る優秀な教材です

 今回は9冊種類別に購入したので、2回に分けて撮影しました。



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 今は色々と教材の種類が多く、教室の方針によって扱うものがそれぞれ違います。よそのお教室で学んできて当教室へ移りたいとお考えの生徒さんの場合、いくらピアノが弾けていても、意外な事に楽譜が読めてないケースが多々あるのです。楽曲の調性を知らなかったり、♯(シャープ)、♭(フラット)や♮(ナチュラル)などの臨時記号が出てくるたびにその場所でつまづいたり、ドレミの音名と五線譜の線・間はわかっていても音の高さをいちいち数えて読んでロスが多いなど、様々な問題があるのです。

 読譜が苦手な生徒さんの場合、こちらの線・間の読譜に強くなれるワークブックをお勧めします。この問題はヘ音記号の与えられた音名を譜表に書き、下の鍵盤に上の答えの番号を書いていきます。注意点としては、真ん中のドの音の場所が書かれているので、それを見落とさないようにしてください。そして最後は英語の得意なお子様にとって優位な問題です。問題の番号に合わせて音名を定められた場所に書き、適切な英文となるように空欄へ穴埋めしていきます。

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 こちらは調号(楽曲の色を決める♯や♭の個数)の問題集です。サッカーボールに決められた長調の名前が書いてあり、それと同じ調号の短調(平行調)を穴埋めしていきます。与えられた調号のゴールにサッカーボールの問題番号を記入して、それに合うものを見つけて答えを組み合わせるといったものになります。

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 今までは教材の都合によってバスティンのワークブックをそのまま基礎からやるといったパターンでしてましたが、時間の都合なども含めて苦手な項目に応じて単元学習といった形で、この教材を与えていきたいなと考えております。

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2013.09.20 Fri (23:31) l バスティン l コメント (0) トラックバック (0) l top